トンネルや橋梁等の補強・剥落防止に画期的なコンクリート構造物補強工法

NFKパネル工法 New Fasten & Keep Panel Method

【連続繊維シート内蔵パネル工法】 (NETIS登録番号:KT-150025-VR) 特許第3839446号
TEL 047-305-8818 FAX 047-305-7718

NFKパネルとは

NFKパネル

NFKパネル工法はコンクリート構造物を補強するための成型版補強工法のニュータイプ。
確実な効果を実現し、最高の性能を発揮します。 成型版補強工法の長所をそのままに、
確実な効果を実現するというNFKパネル工法の開発コンセプトは、次のような手法を用いて
実現されました。

連続繊維シートのパネル化に、フレキシブルボードを使用 パネルの接合部は現場浸接着を採用 繊維シートをコンクリート構造物表面に直接接着できる構造を採用
成型版補強工法とは…
連続繊維シートによる覆工方法の特徴を生かして、繊維シート等の補強材を高強度・軽量、かつ、耐久性に優れたパネル(成型版)とし、施行性を向上させた工法。

NFKパネルの特徴

NFKパネル工法には、次のような優れた特徴があります。

確実な補強   優れた耐久性
繊維シートをコンクリート表面に直接接着できる構造を採用したことにより、劣化面と繊維シートを一体化し、曲面などの様々な形状に追随しながら確実な補強を実現しました。
接合部のシートを現場含浸接着させることにより、パネルの連続性が保たれ、繊維シート直貼り同様の確実性を実現しました。
 
表面に不燃材料 (フレキシブルボード) を使用しているため、耐火性・耐候性・耐衝撃性・柔軟性に優れ、高い耐久性で、補強繊維シートを保護します。
構造物等の経年劣化の状況・環境に合わせた連続繊維シートの必要目付量を、目的に合わせて選定できるため、地山荷重に対して安定した構造性能を発揮します。
     
施工性の向上   品質の均一化
現場での加工を基本的に無くすと共に、パネルが軽量であるため、迅速な施工が可能です。
壁面との一体化をパネル設置後行うため、外気温の影響を受けにくいので、冬季の補修・補強工法に適した工法です。
パネルはアンカーを用いて壁面に固定し、その後エポキシ樹脂を注入することによりコンクリートと一体化させるため、エポキシ樹脂接着度強度発現までの万一のパネル落下の安全対策となります。
 
フレキシブルボード、繊維シート、アンカー等の各材料は全て二次製品であり、パネル自体、工場で丁寧に制作・養生されるため、美麗な仕上りが保持できます。
構造物形状が設計と多少異なっても、標準寸法の他、現場の状態に合わせた加工が可能であり、品質の均一化が保てます。
【標準施工フロー図】準備工 下地処理工 下地プライマー工 パネル貼付工 エポキシ注入工 仕上げ工

工法比較

連続繊維シート工法 従来の成型版工法 NFKパネル工法
強度 施工性 耐久性 総合力 強度 施工性 耐久性 総合力 強度 施工性 耐久性 総合力
施工に手間がかかり、施工精度にバラツキが生じることもある。又、水の付着により、シート自体が剥がれることもある。 施工性は向上する。 但し、繊維シートと劣化面は密着しないため、補強効果は期待できない。 施工性は向上する。その上、施工部分全体が体が一体化するので、非常に確実・強力である。又、他工法にない長所に富む。

NFKパネルの広い適用範囲

道路トンネルはもとより、非導電性を生かしたアラミド繊維シートを貼付ることで、通電環境下の構造物(鉄道トンネル等)における補強・補修対策としても適用できます。
構造物の老朽化や断面力不足等、構造的な健全度の低下等に対する補強工としての機能はもとより、コンクリート片や目地落下物の剥落対策等の当て板工として、半永久的な強度の保持にも貢献します。
被災(地震)
トンネルの内面補強
 
在来工法
(道路・鉄道)の補強・補修)
 
PC構造物のジョイント部の
補強・当て板機能
   
   
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